岡山 聖虚
(Okayama Seikyo)

聖虚は、無念の死を遂げた方々の生きた証を残すため、キリスト教の聖画だけでなく、神武天皇や肉弾三勇士など多様な作品を描き、日本国内だけでなく、海外にも多くの絵を寄贈してまいりました。聖虚の絵が皆様の心の癒しとなり、世界平和につながることを願っています。
 
*本サイトは岡山聖虚の作品を一人でも多くの方に知っていただくことを目的として、遺族によって運営されております。

*右上のメニュー(三本線)より、展覧会・本のご紹介、スケッチブックの絵、絵が繋いだ出逢い、修復の様子をご覧いただけます。 

「6月3日 聖虚の命日にあたり皆さまへ感謝を込めて」
聖虚が大切にしてきた願いを胸に、世界平和が実現されますよう心からお祈りいたします。
Praying for world peace 


春 🌸 アッシジのフランシスコ

大阪 カトリック玉造教会 所蔵


5月の色紙


6月の色紙
初夏 あやめ

 プロフィール

 岡山聖虚(1895〜1977)  
霊名「アシジのフランシスコ」
 日本画家 竹 内 栖 鳳 に 師 事 し 、 キ リ ス ト 教 信 仰をテーマとした聖画、仏画、人物画などを描きました。 代表作「日本二十六聖人画」は15年の歳月をかけて制作され、1931年にローマ教皇ピオ11世に献上されました。生涯100点以上の作品を残しながらも作品記録は少なく、名声や名誉を求めない姿勢で制作に打ち込みました。 

履歴

1895年(明治28年) 広島市松川町に生まれる
1919年(大正8年)   京都市立芸術工芸学校 絵画科 卒業
1930年 (昭和5年) 京都カトリック河原町教会で受洗 。
          (二十六聖人画の掛け軸をを描き終えた後に洗礼を受けた)       
1931 年 (昭和6年)ローマ教皇ピオ11世に 「日本二十六聖人画」献納 メダイ拝受
1950年(昭和25年) 聖年のため、バチカンで開催された宣教美術展に出品
1977年(昭和52年)81歳で帰天

岡山聖虚の主な作品は現在バチカン美術館に
保管されている「日本二十六聖人画」です。


制作期間:15年間
完成:1930年
長崎で殉教した26人の肖像画を絹に描いた掛け軸作品
1931年 ローマ教皇ピオ11世に献上

*当時の様子は、平山政十氏の映画「日本二十六聖人」のラスト数分を是非ご覧ください。(Youtubeでも視聴可能です)

94年ぶりにバチカンから里帰りが実現

2025年6月15日~9月15日の3か月間、バチカンから「ディエゴ喜斎」と「フランシスコ吉」の作品が、日本へ里帰りしました。大阪・玉造教会「パウロの部屋」で展示された期間には、多くの方にご覧いただきました。
引き続き、最年少の聖人ルドビコ茨木、トマス小崎2点の掛け軸修復をバチカン側へ依頼しており、修復後の里帰り展示の実現を願っております。 


***   聖虚の作品   ***

1933年(昭和8年) 靖国神社に《爆弾三勇士》寄贈。
1935年(昭和10年) 橿原神宮に《神武大帝像》寄贈。
戦後は信仰に重点を置き、宗教画を描き続けました。

京都市立芸術工芸学校での 卒業制作
(大正時代)

卒業作品(1919年)「異端者」
京都市立芸術大学芸術資料館 所蔵

花を持てる倭娘(1922年)
京都市立芸術大学芸術資料館所蔵

戦前の作品~戦後の作品へ・・

橿原神宮 神武天皇


宮本武蔵

アッシジのフランチェスコ
大阪玉造教会(パウロの部屋)

細川ガラシャ
ローマ ウルバニアーナ大学所蔵

キリスト
小林聖心女子学院所蔵

エメ・ビリオン神父(1843~1932)
明治維新の年に来日し、昭和にかけてカトリックの布教に活躍したパリ・外国宣教会宣教師

爆弾三勇士肖像画(1933年 昭和8年奉納)
靖国神社 遊就館所蔵

大石内蔵助 
京都山科区 大石神社へ寄贈

旧久邇宮邸天井画 2点

アメリカで発見された聖母子の掛け軸

日本の殉教者(1934年)
小林聖心女子学院の講堂に飾られていた絵。現在行方不明になっている

聖母子
長崎日本二十六聖人記念館 所蔵

ビリオン神父様について
聖虚の直筆 説明文

一般社団法人 26聖人聖画等プロジェクト

 26聖人聖画等プロジェクトは、100年近く経ち、劣化が進んでいる掛け軸を修復して甦らせ、再び日本で里帰り展示をすることを目的に活動しています。皆さまのご寄付でご協力いただければ幸いです。 

一般社団法人 26聖人聖画等プロジェクトについて

 1931年ローマ教皇ピオ11世に岡山聖虚という日本人画家が、日本トについて 二十六聖人を描いた26枚の掛け軸を献上しました。残念ながらヨーロッパの乾燥した気候の中、約100年の間に、絹の下地と絵の具が剥離するなどすっかり劣化してしまいました。2024年に活動開始した当プロジェクトでは、2025年の大阪万博にあわせ、バチカン博物館に所蔵される2枚の掛け軸「聖ディエゴ喜斎」「聖フランシスコ吉」を修復後94年ぶりに里帰りさせて、大阪玉造教会で展示しました。バチカンに残るその他の作品を修復し、引き続き、日本で展示することを目指しています。

 代表理事 前田万葉枢機卿 

*ご寄付の振込先*

三菱UFJ銀行 
長崎支店 普通預金 0866639
(一社)26聖人聖画等プロジェクト


十八親和銀行 
浦上支店 普通預金 5013859
(一社)26聖人聖画等プロジェクト

ご協力よろしくお願い致します

バチカン アニマ・ムンディ民族博物館で
眠っている掛け軸

    聖虚が15年間かけて命がけで描いた26聖人画は、日本との気候の違いもあり、どんどん劣化してボロボロになってきています。しみやしわができてしまった掛け軸を見ると胸が痛みます。次世代にも伝えていくため、なんとか絵を救い、たくさんの方に絵をご覧になっていただきたいです。

約100年経ち、しわやしみがどんどん増えてきています。

このようにバチカン美術館で、大切に保管してくださっていますが、26聖人画の掛け軸は誰の目にも触れられず眠っています。

以下は日本26聖人掛け軸全ての写真です。(バチカン美術館撮影)

聖虚と富子🌸

聖虚、富子、双子の兄弟(秋人、牧人)
長男 秋人は聖ルドビコ茨木、次男 牧人は聖トマス小崎のモデルとして描かれた